ドイツ|個人旅行|ドレスデン|世界遺産|リムジンサービス|日本人ドライバー<br>

     

  1992年より、ドイツの個人旅行のお客様のためにリムジンサービスハイヤーのの日本人ドライバーガイドとして、   

  ドイツ全国、スイス、オーストリア、チェコ、ベルギー、オランダ、フランス、イタリア、ハンガリーなどを専用車での      

  個人旅行案内の合間を縫って撮ったヨーロッパ各地の見どころをスライドショーとしてご紹介します。

 

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ドレスデン

ドレスデンは、まだスラブ系民族が住んでいたころ、ドレズナニー(湿地帯)と呼ばれており、これが
ドレスデンの名前の起源になります。

この地方、ザクセンの中心地は最初にマイセンに置かれたのですが、15世紀になってからこの地に移り、
後に北のフィレンツェと呼ばれる様になったのですが、17世紀に馬の蹄鉄を曲げれるほどの力持ちだった
アウグスト強力王は、ザクセン王国とポーランド王を兼ねていましたが、1709年にヨーロッパで最初の
マイセンの陶器を作らせることに成功し、その力と富を持ってヨーロッパ有数の王侯として君臨しました。

彼は後期バロック様式でダニエル・ペッペルマンにツヴィンガー宮殿を建設させると同時に、宮城の
緑の天井と呼ばれる部屋にヨーロッパ内外の財宝をコレクションとして集めました。

また、ドレスデンのオペラ劇場のオーケストラは、世界最古のオーケストラのうちのひとつであり、
カール・マリア・フォン・ウェーバーは、この地で最初のロマン派のオペラである「魔弾の射手」を
作曲し、リヒャルト・ワーグナーも、世界で最高のオペラ劇場のひとつであるゼンパーオペラ劇場の
指揮者として活躍しました。

残念ながら、1945年2月12日から13日にかけて連合軍の絨毯爆撃を受け、壊滅的な被害を受け、
さらには、東ドイツ時代にかなりの建築物が再建されずに更地にされたりしたのですが、1990年の
ドイツ再統一後、町を再建しようという動きが起こり、特に破壊されたままになっていた聖母教会は、
世界中から寄せられた182億円の寄付によって2005年10月に再建され、宮城も工事が進んでいます。

この町の見所は、何と言ってもレンブラント、ルーベンス、フェルメール、ラファエロなどの作品を抱える
ゼンパー美術館や、緑の天井と呼ばれる財宝館、陶器博物館など、多くの美術工芸品が並ぶ博物館、
世界最高のオペラ劇場のひとつであるゼンパーオペラ劇場、郊外のピルニッツ宮殿、ヨーロッパ最初の陶器
マイセンの工場、ザクセンのスイスなど、見所は非常に多く、私のお客様には3泊することをお勧めしています。

特に、個人旅行でいらっしゃる私のお客様には、「何がなくても、絶対に!!」、とこの町のライトアップされた
夜景を見ていただくことにしています。


dresden - slideshow
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