ドイツ|日本人ドライバー|日本人ガイド|レーゲンスブルク|世界遺産|個人旅行<br>

     

  1986年よりドイツ旅行の日本人ガイド、1992年よりリムジンサービスハイヤーの日本人ドライバーとして、   

  旧東西ドイツ全国はもちろんスイス、オーストリア、チェコ、ベルギー、オランダ、フランス、イタリア、ハンガリーなどを      

  専用車で個人旅行案内の合間を縫って撮ったヨーロッパ各地の見どころをスライドショーとしてご紹介します。

 

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レーゲンスブルク

ドナウ川にレーゲンと言う川が合流する地点にローマ人が作った町がレーゲンスブルクという町です。

レーゲンスブルクという名前は、ローマ人が「カストラ・レギーナ」と名付けたことに由来し、
町の中心部には、ローマ時代の城郭跡がそのまま建物の壁などに利用されて残っています。

人口約14万人のこの町は、12,3世紀には交易の拠点として非常に栄え、「帝国自由都市」となり
商人たちの勢力が大きくなるにつれて、教会との確執も拡大していきます。

ドナウにかかる「シュタイネルネン・ブリュッケ(石橋)」は、1135年から46年までに建設され、
プラハのカールスブリュッケの手本となったと言われています。
この橋から大聖堂を含む旧市街の眺めはお見逃しなく。

ドナウブリュッケと並んで町の象徴であるペータース大聖堂は、1260年ごろから建設が始められ、
1520年にその完成を見ます。

そしてこの教会の聖歌隊は、「レーゲンスブルガードームシュパッツ(レーゲンスブルク大聖堂の雀)」
と呼ばれ、世界的に有名な合唱団で、世界中に演奏旅行を行っています。

まだドイツが19世紀初頭まで「ドイツ民族の神聖ローマ帝国」と言われた時代、歴代の皇帝は
ウィーンからドナウ川を遡り、この町を通過してフランクフルトの戴冠式に赴きました。

この町は戦災にもほとんど遭わず、中世の街がそのまま残っており、世界遺産にも指定されました。

この町の見所は、まず大聖堂に旧市街、ドナウの橋、橋のたもとにある世界最古と呼ばれるソーセージレストランと
日本人びいきのご主人が切り盛りし、具のない肉まんにヴァニラソースのかかった様なダンプフ・ヌードルを出してくれる
カフェ・ダンプフ・ヌードル・ウーリ、そして、かつては郵便事業を独占していたドイツ有数の貴族である
トゥルン・ウント・タクシス邸といったところでしょうか。

残念ながら、日本人のドイツ旅行のコースから少し外れていることもあり、日本人ドライバーガイドとしての私自身も
お客様をご案内することはあまりありません。



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