ローテンブルク

ドイツの個人旅行、団体旅行の日本人ガイド、ドライバーガイドとして、ロマンチック街道の
ハイライトのうちの一つであるローテンブルクをご案内するのは４００回以上になるかと思います。

フランクフルトからライン川、ハイデルベルクを経由してこの町に入るのですが、それまで見なかった
町の風景にお客様は感嘆の声を上げられます。

それだけ日本人観光客の方たちには根強い人気があるのは１６３１年、３０戦争の折り、ヌッシュという
旧市長が３．２５リットルのワインを一気に飲み干して街を救った、という逸話だけではなく、城郭で囲まれた
町全体が中世の面影を残しており、どこに行っても、何をしても絵になる、と言う魅力のせいでしょう。

日本でも奈良や京都が古都として人気があるわけですが、それは町の中の見どころがポイントに過ぎませんが、
この町は全体が見どころとなっているのです。

町の遠景から、市役所のあたり、塔からの眺め、歩けるようになっている城郭、中世の有名な彫刻家
ティルマン・リーメンシュナイダーの聖血祭壇のあるヤコブ教会、そしてお土産物が並んでいる可愛いお店・・・・。

特に若い女性たちにとっては、かわいい町並み、そして数多くの商品が並んでいるお店など、いくら時間があっても
足りないでしょうし、お買い物に疲れたら、名物のシュネーバルの置いてある洒落たカフェでコーヒーブレイク、など
いかがでしょうか？ 個人旅行でいらした私のお客様には、この町で十二分に自由時間を取るためのスケジュールを
組むようにしています。

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