ドイツ個人旅行|ガイド|日本人ガイド|ブリュージュ
  

  1992年よりドイツ個人旅行のための日本人ドライバーガイドとして、旧東西ドイツ全国はもちろん、   

  スイス、オーストリア、チェコ、ベルギー、オランダ、フランス、イタリア、ハンガリーなどを専用車での      

  個人旅行案内の合間を縫って撮ったヨーロッパ各地の見どころをスライドショーとしてご紹介します。

 

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ブリュージュ

ブリュージュと言う町の名前は、町に張り巡らされた多くの運河にかかる「ブリュッへ(橋)」
に由来します。

12世紀に大津波がこの町を襲い、その時に残された大きな溝に運河を掘り、海と町を結ぶ
水路が整備され、港町としてこの町が発展していきます。

13世紀にはハンザ同盟に加盟、ジェノヴァの商人がここを訪れるようになり、金融、貿易の
拠点として大いに繁栄します。

「株式(BOERSE)」と言う言葉もこの町から生まれ、町の大商人は、市場の開始時刻を告げる
鐘楼を独自の手で建て、町の独立性を誇示しました。
ところが15世紀以降、運河やズイン湾が土砂の堆積によって船の航行が困難となった後、
町は急速に衰退して行き、ゲントやアントワープに経済の拠点が移され、町は当時のままに
取り残されてしまいます。

19世紀以降、町は中世の面影を残す水の都として注目されるようになり、世界中から
観光客がこの町を訪れるようになりました。

オードリー・ヘップバーン主役の「尼僧物語」の最初のシーンは、この町が使われました。


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